おかげさまで入庫も続き、中々アップできませんでした。最近は軽から高級車まで人気色の一つにホワイトパールがあります。日が当たると真珠の様なキラキラした輝きがでます。しかし、今迄修理に出された方は経験があると思いますが、少しのキズの修理でも、結構高額だと思われた事があるんじゃないでしょうか?最近修理した車輌でご説明します。広い範囲を板金修理しドア一枚にホワイトに近いプライマーサーフェーサーを塗装します。こうゆう場合は前後のパネルにぼかし塗装(グラデーション)をします。
まずベースとなる調色したソリッドホワイトを塗装し、前後のパネルにグラデーション(ぼかし塗り)します。この塗装が一番の肝でどれだけキレイにグラデーション出来るかが勝負です。
次にキラキラに見える効果があるパールベースと先程の範囲より広めに3~5回程度、色味を確かめながら塗装します、なおこのパールベースには隠蔽力が無いため、ごみやホコリの塗装面への付着に注意しないといけません。もし付着したら最初からやり直しになります。ここが無事に終われば最後にクリヤーという透明の艶出し塗料を2~3回塗装して終了です。ここでもごみやホコリに一番注意しなければいけません。ここでトラブルがあれば塗り直しになり、余計な時間がかかる追加作業が出てきます。
このように、キレイな塗色ですが作業はかなりシビアなものになります。調色(色あわせ)も時間がかかり、間違いなく難しい塗装の中の一つでしょう。この工程と別に磨きや部品の組み付けもありますので、その塗装作業時間に応じた料金がかかります。最悪やり直しのなれば仕事自体赤字になることも有り得ますので、いつも集中してあらゆる所に注意をはらい塗装しております。やはり自分なんかは、何回も塗装しても緊張します。
皆さん、ホワイトパールの車の運転は気を付けて、もし不幸にも車にキズやへこみが出来た時はちゃんとした作業が出来る工場を選びましょう。
熊本市・上益城郡・下益城郡でお車のキズへこみの事なら
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合同会社パワーオートボディー迄